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eye opening

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ギタリストととしてジャズを極めるためにNYに来たわけですが、
ここ三か月あまりの間に大きく方向転換を決意しました。
再生可能エネルギーのエキスパート
(こちらではrenewable and alternative energyといい、ちゃんとした資格もあるようです。)
になるために大学に行くことを決意しました。
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NYはほんとYES,NOがスパっと出る場所でスパッと身を引く決心がつきました。
日本では決して諦めない。続けることこそが美徳。みたいな習慣がはびこっていますが
ダメなものはダメとはっきり見切りをつけて次に進む勇気も必要なんではないでしょうか?

そして

なぜ再生可能エネルギーなのか?
音楽とその他のジャンル、例えば歴史、地理学、物理学、文学、哲学とかはつながっていないようで密接なつながりがあるように思います。ゆえに、今まで音楽をやっていなかったら再生可能エネルギーの必要性に考えは至りませんでしたでしょう。
高校三年生の時の自分にタイムスリップして説得する自信ないな。

今このタイミングでなければ再エネの重要性には気付けなかったと思う。
日本を含め、先進国では、アメリカ、ヨーロッパ各国、そして中国では今までの発電方法から
グリーンエナジーへの転換が今後2030年の間に大きく行われことが間違いない。

2000年代初頭のIT革命と同じように、エネルギーに関しても大きな改革が始まる。
日本がその波にうまく乗れるか、乗れないかは微妙なところですが。
世論は圧倒的に原子力には反対。しかし原子力発電の既得権益に群がる、
官僚、政治家、企業、その下の孫請けに退場を迫るのが革命の第一歩。

日本にはいくつかのモデルがあるので不可能ではないでしょう。
沖縄の米軍基地撤退後の地域産業。
や石炭産業。



そして国民が現在の電力会社垂直統合経営のぼったくり電気料金(世界一高いらしい)から
複数の会社から自由に電気を、まともな価格で買える時代が訪れるでしょう。

ちょうど、NTTが民営化して電話、テレビイ、インターネット、に関して複数の選択肢を選べるようになったように。TVCMでみましたよね、NTTは長澤まさみ。J-COMは元フジテレビアナウンサー、関西電力は唐沢としあき。を使って猛烈な顧客争奪戦。あんな感じに電気会社にもバラエティーが生まれ、毎日、あらゆる電気会社の営業電話と訪問営業に悩まされる日が来るでしょう。そして営業マンは一生食っていくのに困らないのです。

日本でのエネルギー革命は心細いですが、、、
まだ原発が重要電源だって言っている。不良債権化した原子力発電所は止めてるだけでも一兆円近くの損害を出すらしい、だから電気会社は無理やりにでも再稼働にこぎつけ経営赤字を埋めようとするのだ。そんな会社の行きつく先は分かり切っているだろう。
そんなことしているうちに次の大地震来たらどうするんだ?

楽観論者はいつの時代にもいるけれど、僕はワシントンDCの自然博物館でのアメリカの軍事技術。(これは地震探査機でソ連やほかの国が核実験をしたときにリサーチするために出来たもの)1960年からいったい地球上のどこでどんな地震が起きてきたのかを示すデータを見た時、唖然とした。

ほとんどの大地震と大火山は日本~東南アジア~からブラジルの太平洋プレートを近隣で発生している。ロシアンルーレットみたいなものだ。

このデータを見る限り、日本は大ジョブやろ~。という楽観者は危機感の欠如した、平和ボケ国民と言われても仕方ないだろう。

日本は間違いなく地震大国で都市をめちゃくちゃに破壊する大地震が一定の期間で
発生し、なおかつそんな危険な、しかも狭い国。アメリカの10分の1?もっと小さい?
に54機の原子力発電所が立ち並び。大地震が起これば大事故を起こす可能性が高く。というか
フクシマで起こった。原因はまだ解明されていない。どうもメディアでは最近報道されんらしい。
みんな都合の悪いことは聴きたくないもんね、無理もない。

巨大メディアのスポンサーには誰がいる?都合の悪いことは流せないよね。

とにかく反原発論が狂って暴走した政治家、官僚、電力会社、を止めることに成功したときには
必ず代替えエネルギーが必要になる。

その時まで日本が国家として存続されていればいいけどね~。
中に住んでるとなかなか気付ないですよね。無理もない。

以上、少し傲慢な文章でエキスキュウズミィ。
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# by kinoyan-r | 2012-10-04 15:42  

washington d.c

に訪問してきました。

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ワシントンDCにはビックリする位広大な土地に歴代アメリカ大統領の記念碑、
それから歴史、アート、自然の博物館がありました。

そして自然博物館でのある展示物に衝撃を受けました、、、!
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これは世界地図の画面に映し出されるのは1960年から現在まで世界のどこで、
地震が発生してきたかを時間差で示すモニター。
写真はアジアしか写せてないけど。

そしてこのモニター、地震発生時にドラムのスネアや、シンバル音が鳴るという演出。
それがfree jazz的で実にエキセントリック。

これを見て唖然、、、、

日本で地震、火山の多いこと。もちろん「日本は地震大国」ということは知っていたけれど
アメリカやヨーロッパと比べて歴然。

こんなところに住んでるんだ、、、、

アメリカ、ヨーロッパなんてほとんど地震ないやん。

てなことを考えながら画面に釘付けになっていると、隣で
「フン。この画面は日本人の為に作られたようなものね、」とつぶやき。

このセリフは日本が世界からどう見られているかを考えなおすきっかけになりました。


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これはモニターの説明文。
前半を訳してみると、、、
この画面は1960年以降に地震と火山がどこで発生したかを見るものである。
これにはパターンがあるのに気付きましたか?
地震と火山は地球表面上に乗っかるプレートの境界線上に集中している。
プレートとプレートの間の相互作用の結果は偶然の一致ではない。

これは以前本で読んだことのある。プレートテクトニクス理論ではないか、、、。
日本は太平洋、ユーラシア、フィリピンプレート。三つのプレートの境目
にあり非常に地震、火山の多発地帯である。云々、、、、。

反原発で有名な広瀬隆氏の本で読んで知識として知ってはいたが、
世界でも当たり前として認識されている事実として驚き。

ッマイガッ!!

# by kinoyan-r | 2012-09-11 08:30  

London olynpic

家にテレビがないので家で見ることはないのですが、近所のバーで開会式見ました。

こうゆうのって口ぱくが多いみたいだけど、ポールー熱唱じゃん!

ちょっとカンドー!

後日

マッカートニー自身がツイッターで興味深い発言をしている。

 「There was some talk of maybe being to playback but we decided against it and went live, live, live!」

 《いくつか、プレーバックでやるかもしれないという話もあったけれども、われわれはそれに逆らうことに決めた。そして、生で、生で、生でやったんだ!》


カッケー

# by kinoyan-r | 2012-07-29 17:46  

7月4日

はアメリカ独立記念日。 

なので学校は休み。前日に学校の授業で先生がcony islandでホットドック大会やってるから
行ってみるといいよ。と勧められたので行ってしまいました。

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地下鉄乗り継ぐこと約一時間。

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海沿いの古き良き時代のアメリカ風のバーで、ウェイタ−に英語の発音からかわれイラッとしても、それは水に流しつつ。
ジャンクフード食べながらbeer飲んで酔っ払って、
知らない外人のおっさん達とcheersして独立記念日を祝ってみた一日でした。

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# by kinoyan-r | 2012-07-10 14:06  

ボストン

先日ボストンに行ってきました。

目的は最近知り合いになったバークーリー音楽大学を卒業したばかりというギタリストいくとくんに
バークリーの学校案内をしてもらうことと、同校で講師をしているジョンダミアン氏のレッスン
を受けること。

ボストンの印象はニューヨークと比べて、なんていいとこ!

ニューヨークがosakaのミナミなら、ボストンは西宮というところでしょうか。

昼間は美味しいピザ屋に連れて行って貰って、夜はボストンで有名らしいジャズクラブに連れて行って貰いました。

次の日は朝9時からジョン氏のレッスンがあるので早めに就寝。

「ジョン氏は本当に変わっているから、キャラに圧倒されてレッスン頭にはいらないかもよ~」
と宿泊先のアパートのバークリー生徒のコメント。


彼はギタリストの間で有名な教則本
「ギタリストとコンポーザーの為のインプロヴィゼーションと作曲の手引き」の著者。
ニューヨークのトップギタリストのほとんどは彼のレッスンを受けているらしい。

そしていくとくん宅から、バス、タクシー乗り継いでジョン氏の家へ、

「hi~! ryosuke~! nice to meet you!」超フランクなおじさん。
演奏中になんか叫んできたり、ジョンのつばまみれになったり、ジョンの弾く適当なコードに合わせて、歌わされたり、超クレージーなレッスンでした。

ほんまのお変人をみた!という感じでした。
一歩間違えれば地下鉄によくいる○ったギター弾きのおっさん。
天才とキ●ガイは紙一重ということでしょうか。

凄いミュージシャンはどこか一般生活送る上で何かが欠落しているという
議論がルームメイトとともに展開されました。

ボストンに引っ越すことがあればジョン氏のレッスン定期的に受けたいな、

そして、午後からは友人がバークリー大学をガンガン案内してくれます。
充実した施設に上手い奴がわんさか溢れていたり、

ピザ屋で一緒になったいくとくんの友達のドラマーを紹介してもらういくとくん曰く
「彼は学費全額免除、なんか生活費も免除らしい。」とのこと。

ボストン港へむかって歩いていると、ソロサックスでストリート演奏中。
いくとくん曰く、「彼も特待生、学費全額免除だって、」
卒業後間違いなくバークリーにもメリットがあるからということなにゃろね。

出来る奴には果てしない援助を差し伸べるアメリカの教育にガッテン!
若くて才能あるミュージシャンよ!閉鎖的な日本を飛び出せ!
バークリーの奨学金試験を受けろ!たしか返済不要だ。
開放的で美しいボストンという街、最先端の音楽教育、インターナショナルな人種があふれる
キャンパスライフに君はすっかりグローバルな国際人としての感覚を身につけると同時に
才能は水を得た魚の如くどこまでもどこまでも伸び続けるだろう、、、
そして約束された明るい未来、、、


ボストンにて、とんでもないミュージシャンとの出会い。

ニューヨーク来て半年、張り詰めていた糸がプツンッと切れたような経験でした。

# by kinoyan-r | 2012-06-19 12:51